2011年1月17日月曜日

Exchange Program, University of California Davis, Ryo Fukazawa (深澤 亮)


初めましてUniversity of California, Davis Department of Chemistryに交換留学中の深澤亮です。現在Kurth GroupのUndergrad Researcherとして、こちらの研究室に所属しています。


大分更新のテンポを遅らせてしまいました…申し訳ないです。
「山のカミ」というよりはむしろもう「山のゴミ」とでも呼んでください。


僕は他の方よりも1クォーター短いので、今年の3月には日本に戻ります。アメリカに居ながらこのブログを書くのは最初で最後になるかと思います。自分の備忘録も兼ねて、以下のようにまとめました。


今までのを見てきたら、そこまで真面目な内容でなくてもよさそうだったので(笑)適当な部分もあります。少し長くなってしまったかも知れませんが、一部分でも読んでいただければと思います。





[1]はじめに 1-1自己紹介 1-2デービスについて 1-3動機
[2]スケジュール 
[3]生活一般 3-1家 3-2食事 3-3友人 3-4アクシデント
[4]学校での活動 4-1授業 4-2研究室
[5]とりあえずまとめ  





[1]はじめに 


まず自分がどういう経緯で交換留学を志望したのかということを、簡単な自己紹介からはじめて行こうと思います。 

1-1自己紹介 


僕の亮(りょう)という名前を英語表記するとRyoとなり、「リィオゥ」と呼ばれます。なので自分で紹介するときも「リィオゥ」というようにしています。 


いつだったか、病院で診察室に呼ばれるときに「ライオ」と呼ばれることがあり「本当はリィオゥっていうんだよ、てへ」と優しく爽やかに訂正してあげたことがあります。しかし「どうでもいいからさっさと診察室に行けや」という感じで適当にあしらわれたので、思わず「Sh*t(訳:くそっ)」と自分だけに聞こえるように(この辺りが小さい)苦虫を噛んでしまいました。


普段はうまくしゃべれないくせに、こういうときは本当にすらっと英語(と言えるのか…?)が出てきます。ちなみにこの面白さは「え、あのおとなしくてまじめそうな深澤、あるいは深澤さん、あるいはフカポンがそんなこと言うんだぁ」というところにあります。 


小さい頃は東京・横浜・名古屋といくつかの土地に移り住み、最終的に静岡で中学・高校時代を過ごし、東北大学に2007年に入学しました。旅行では海外に行ったことがありましたが、留学するなんてことは他人事のように感じていました。 


しかし2年生(2008年)の夏にSilicon Valley Program(どうやらこのプログラムは打ち切りとなってしまったようですが…)というベイエリアの大学や企業を訪問するというプログラムに参加することができ、その時にこの交換留学という制度を知ることになりました。

SFSUの学生と食事
Intel見学

1-2交換留学を志望した動機 

留学にもいくつかタイプがありますが、交換留学は大学が関与していて、毎年何人も海外に行くプログラムなので、何かとサポートがしっかりとしているのではと思ったからです。そして、お金はなるべくセーブして海外に行きたいということで、国からの奨学金をもらって1年分の学費に当てようと考えました。


2,3年生の頃から漠然と有機化学を専攻したいということが頭にあったので、化学で有名そうなUC系の大学に行ってみたかったということです。専門的な知識がそこまである訳もなく、イメージ先行で決めた部分はあります。Berkeleyは点数が届かなかったのでやめ、Davis, San Diego, Los Angelesを出し、選考の結果Davisとなりました。

英語の力を伸ばしたいということはもちろんありますが、自分としてはむしろ、日本に居ながら身につけた英語力でどれだけやっていけるのか、ということに興味がありました。そして結果的に英語力が上がっていれば良いな、という気持ちでいます。



1-3デービス
 
UC Davisはサンフランシスコから北に車で1.5時間くらいのところに位置するキャンパスで、UC Systemの中では一番北にあります。 
ダウンタウンがキャンパスの近くにありますが、友達と食事に行くくらいで、基本的には行きません。


アメリカでは珍しく人々は自転車に乗って移動しています。デービスでは必需品と言えるでしょう。


キャンパス内のバイクサークル 
ファーマーズマーケット

                  
バスで1時間程のところには、カリフォルニアの州都サクラメントがあります。しかしこのサクラメントは大して観るところは無いので、買い物となるとやはりサンフランシスコになるのではないでしょうか。

     
State Capitalの前で
サクラメントをサイクリング

静岡で育ち、仙台から来た僕から見ても、この町何もないなぁと思うくらいですから、東京から来た人なんか相当ショックを受けるのではないかなと思います。 しかしというか、だからというか、街は安全・静かで住みやすいので僕は気に入っています。

詳しいことについてはDavis wikiというサイトにありますので、興味があれば検索してみてください。


[2]スケジュール

留学が始まってから今に至るまでの予定・出来事を時系列に並べると以下のようなスケジュールでした。


渡米前はTUSP/TESPのボランティアをしたり、韓国で行われたAEARU Summer Camp 2010 にも参加したりしました。留学をせずとも、海外に行ったり、海外の学生と触れ合う機会はたくさんあります。


この中からいくつか選んで、下に説明していこうと思います。




AEARU Summer Camp

8月 
・TUSP/TESP 2010ボランティア
・AEARU Summer Camp 2010 

・渡米 

9月
・家探し
・研究室探し
・Fall quarter開始 

TESPボランティア

10月
・研究室生活スタート
・Midterm1

11月
・Midterm2
・キャッシュカードの破壊
・交通事故

・落雷による停電
   
Boston Legal Sea Foods
12月
・Final
・2週間ほど冬休み
・ハウスメイトの引っ越し
・ボストン、ニューヨーク、シアトル旅行




1月
・新たなハウスメイトとの入居 

・Winter quarterの開始 
・Midterm1


[3]生活一般 

基本的に学校で1日過ごしています。家が学校に近いので、朝早い授業でも結構ぎりぎりまで寝ていられました。今クォーターは自由な時間を作ろうと、授業数を減らしました。前クォーターは、朝授業に行く前に研究室によってかばんを置き、授業を受け、午後の時間を使って実験をするという生活をしていました。週によってまちまちですが、時間を見つけてARCという学生ジムでランニングをしています。                                                   
       
今住んでいる家
学生ジム ARC
3-1家 

今住んでいる家は大学のキャンパスにとても近く、自転車で3分くらいのところにあります。ハウスシェアをしていて、年末年始に何人か同居人の入れ替えがあり、今はUC Davisに勤めるアメリカ人、UC Davisの現地生、UC DavisのExtension Centerで勉強しているチリ人とブラジル人の4人が居ます。皆常識的な人たちで、生活する上で全く支障はありません。

UC Davisに交換留学の場合、寮に入れる可能性が低く、大抵の場合自分で家探しをしなければなりません。はじめは日本に居る間に、連絡を取って決めてしまおうと考えていたのですが、うまい具合に話が進まず、最終的に1週間ほど滞在できる仮住まいで過ごしながら、今住んでいる家を見つけました。



部屋にこもってCraig’s listで物件を必死で探し、メールと電話で連絡を取り、実際にその物件を見に行く、という作業の結果こぎつけました。結果的には、メールで連絡を取るだけよりも実際にその物件を見て、管理人の方と会って決めて良かったと思っています。 

留学生活はこの部屋から始まった

3-2食事

はじめのクォーターは、食材を買って自分でサンドイッチを作って学校に持っていったり、カレーを作って食べたりしていましたが、最近は全く料理をしていません。面倒なので、学生食堂のハンバーガーかピザを適当に食べて過ごしています。はいそうですね、残念な食生活ですね。

甘いものが好きで、チョコレートやピーナツバターは特に好きです。アメリカにはスニッカーズだけでなく様々なチョコバーが売られており、毎回見るだけでも楽しいです。あまりにもチョコが好きで、一日に食べられるだけ買って食べつくしたら、体中にジンマシンが出てしまい、それ以来食べるのを控えるようになりました。また食事を簡単に済ませようと、Skippy(ピーナツバターのブランド)とイチゴジャムをスプーンですくって食べる時期もありました。「この人馬鹿じゃないのか」と思ったそこのあなた…その通りだ! 

1週間に1kg食べたこともあった
飲み物は基本的にコーヒーとコーラのどちらしか飲んでいません。日本のようにコンビニがあまりなく、あっても自分の飲みたい物がないせいで、あまり他の飲み物を買う気にならないんです。


最近気づいたのは、ちょっと美味しい飲み物を飲みたければStarbucksやPeet’s coffeeに行って飲むというのがこちらの慣習なのかな、ということです。Starbuckは日本のお高めな印象はあまりなく、スタバのカップを持って歩く人の姿をよく目にします。

という感じで、食生活は気をつけないと僕のようになってしまいます。でもまぁこれは、アメリカに来たからというよりは個人的な食生活の欠陥あるいは病気みたいなものですね。体重計が無いので分からないですが、ここ最近少し太ったかなと感じています。

3-3友人 

ハウスメイト、研究室のメンバー、同じ授業を取っている友達、チューターをしている日本語授業を取っている友達が居ます。食事を一緒に食べたり、誘われたパーティーに行ったりしています。こういう友達と居る時の方が、気持ち的に英語も喋りやすいし聞き取りやすいです。

車が無いので、遠くに買い物に行くときはハウスメイトに乗せてもらっています。アメリカは車検が無いため大分傷出を負った車も走っています。特にハウスメイトの車はヘヴィ級で、80年代のTOYOTA Camryで、フロントガラスにひびが入っています。あとマニュアルカ―で、3速に入れる時はいつも「グギッ」と音がします。
 
またTUSPのボランティアで知り合ったUC Berkeleyの友達とも連絡を取り合って、遊びに行ったり来たりしました。 

       
オークランドFenton's ice creamにて
アメリカンフットボール観戦

3-4アクシデント 

自分が予期せぬことは起こるもので、キャッシュカードがATMに飲み込まれたり、落雷で停電したりと、去年の11月は自分にとって厄月でした。


中でも困ったのは自動車との接触事故でした。キャンパスに行くときは大きな通りを渡るときに、走行中の車に後輪をぶつけられ転びました。普段だったら止まってくれるよな、というタイミングで渡り始めたのですが、全くスピードを緩めず60マイルくらいの勢いで進んできました。


名前と携帯の電話番号、事故の目撃者の名刺を揃えたのですが、ある理由で警察への連絡が遅れ、加えて運転手のF*cking asshole (訳:控えめに言ってク○野郎)に番号を即座に変えられたため、責任追及をすることができなくなってしまいました。骨などに異常はなく、治療費、新しい自転車、その他破損した小物も合わせて$200くらいだったので大したことではなかったのですが、非常に不愉快でした。 

あくまでイメージです
事故の写真や状況をまとめたものをファイルにして、警察に事情を話しに行ったのですが取り扱ってもらえず非常に残念な思いをしました。


こっちが必死で事故の様子を説明している時に、警察官の胸ポケットから「Guess who~♡??(訳:だぁ~れだ♡??)」と着信音声が聞こえてきて、あわてて「Oh sorry(訳:おっと、ごめんね)」とスイッチを切った時には怒り心頭で、口ひげをむしり取ってやろうかと思うくらいでした。それにしても、本当にマンガみたいにいいタイミングでしたね。ちなみにこの面白さは「え、あのおとなしくてまじめそうな深…(略)です。


後で考えてみると、なんであんなにいかついおっさんが、あんな着信音にしていたんだろうと不思議に思います。

[4]学校 

アメリカの研究室を体験してみたかったので、Undergrad Special Researchというコースを利用して、Kurth Groupに所属させてもらっています。

4-1授業 

「O chem(訳:有機化学)のUpper Division(CRN100以降)のクラスは難しいよ」と言われていたのですが、2クォーターしかなく取れる授業も限られるので、思い切って履修する化学の授業は全てUpper Divisionにしました。

2つ取った授業のうち、一つはある程度既習済み、もう一方は内容があまり予測できない、という感じでした。ただやってみるとそこまで苦にではありませんでした。というのも化学式が分かればだいたいテストは解けるし、文系の授業のようにリーディングの課題が課されるという訳でもなかったので、むしろ楽だったのではないかとさえ思っています。

今クォーターは、研究室のメンバーがTAをやっているということもあり、大学院の授業に挑戦しているところです。

海外で日本語がどのように教えられているか興味があったので、日本語クラスのチューターをしています。週に2時間の授業
アシスタントと1時間のチューター室での仕事をしています。ここでできた友達と遊ぶことが多いです。 
MUのカフェテリアにて
     
4-2研究室 

Undergrad Special Researchは研究室の教授の同意を得て、留学の期間、大学院2年生のWayneに付いて、彼の研究のアシストをさせてもらうことになりました。実験とはいうものの、他に授業を履修しながらなので、日本に居る学生に比べれば非常に作業量は少ないですが…

はじめの頃は分からないことだらけでしたが、辛抱強く何度も説明してやり方を教えてもらいました。大分効率的に悪いと思うのですが、丁寧に扱ってもらいました。

毎週月曜日にミーティングがあり、週報告をしたり、QE(大学院2年生が受ける口頭試験)の練習をしたりしています。担当の人が飲み物とスナックを持ってきて、それをポリポリつまみながら発表を聞いています。
 

グループミーティングにて

いかにもって感じの写真

実験室での発見はいくつかありますが、その中でも驚いたのは試験管やピペットといったガラス器具の扱いです。日本ならば使用した後には洗浄して再利用するところ、一度使ったらすぐにぽいっと捨ててしまいます。初めて研究室に来て、ガラス管をガチャガチャ捨てているところを見た時は、あんまりびっくりしたので「Really?」とかではなく「え、マジで?」と日本語がでました。 

また実験台の上にはスピーカーが置いてあり、だいたい実験するときは何かしら音楽をかけています。大体の場合、彼らはロックやパンクといった音楽をかけるので、その騒音の中作業をすることが多いです。時々、曲をチョイスしては「これだよな*ニヤリ*」みたいなやり取りがあるんですが、あまり僕にはピンと来ず「知らんがな(訳:知らないよ)」という感じです。 


ただやはり専門の知識・技術が圧倒的に拙く、また自分の知りたいことをうまく聞けないという歯がゆさはだいぶあります。 


[5]とりあえあずまとめ 

さて、ここまで読んでくれた方、もしくははじめの目次だけ読みPageDownを押して、一気にここまで来てくれた方、いずれにしてもこの項目にアクセスしてくれてありがとうございます。 


多少のトラブル・アクシデントはありましたが、家はキャンパスに近く、研究室の一員として活動することもでき、友達にも恵まれるという状況は、自分の望んでいた留学の形そのものです。このような機会に恵まれたことをとても嬉しく思っています。 

問題の英語力に関してどうか、の質問に対しては、確かに変化はあったという感じです。僕の取っていた授業ではリーディングの宿題も無いし、英語で専門的な内容を詳しく説明する問題も多くなかったので、読む力書く力の伸びは感じません(正直な所、読み書きをそこまでしてないので、伸びたも縮んだもわからない)。


ただ毎日英語を使って生活しているので、慣れてきた、親しみやすくなった、気持ちが言葉に乗るようになったという感覚はあります。TOEIC・TOEFLで何点分くらい伸びたかは言えませんが、こういう感覚が身に付けば、自然と点数も上がるのではないかなと思(願)っています。 

こうやって書いてみると割かし整った筋書きですが、実際にその時に体験しているときは全く先が見えない不安でいます。これから留学を目指す人がこれを読んでいたならば、経験者と連絡を取って話を聞いてみると良いと思います。


僕も先輩に話を聞かせてもらい、今回の留学のプランを考えました。大抵の場合、経験者の意見を聞いて自分のプランを考えているのではないかと思います。


また基本的に経験者の方々は自分の体験を進んで共有してくれる人が多いと思いますよ。そうですよね、皆さん(笑)??僕もそのうちの一人なので、興味があれば連絡してくださいfukazawa@ucdavis.edu。
それではお付き合いいただきありがとうございました。


次はAEARUつながりで、ヨーロッパの将太かサンディエゴの草刈がいいかなと思っているのだけれど、どうだろうか。






2011年1月13日木曜日

Exchange student life at University of California Santa Cruz

皆さんこんにちは。かれんからバトンを受け継ぎました、山の神です。










じゃなくて第5区を担当の佐藤貴英です。

結構頑張りましたが、山の神にはなれなかった気がします。


次のフカポンに期待しましょう。





機械知能航空工学科の3年生、留学先の大学はカリフォルニア大学サンタクルーズ校です。

まず僕も自分の名前のことについて触れたいと思います。

僕の名前はタカヒデなのですが、アメリカ人がTakahideをみるとどうしてもタカハイドと発音したくなるようです。







アラブ人かよ!







とツッコむわけにもいかず、一人ただ「また来たか」と思ってます。









では本題に入ります。主にサンタクルーズとサンタクルーズ校について書きたいと思います。



正直、応募する時期になるまでサンタクルーズ校の存在を知りませんでした。


離れた地域に住むアメリカ人であれば学生でさえ分かりません(UCといえばバークレー、LA、続いてサンディエゴ、たまにサンタバーバラやデービスが出てきます)。




あまり有名ではないんですね。

wikiはこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E6%A0%A1


場所は、サンノゼから南にバスで1時間のところにあります。$5で来れます。


サンフランシスコからだと電車でサンノゼまで、そこからバスです。


UCSC


実際、僕は第三希望で出しました。


サンタクルーズ校への留学生に聞いても第一希望だったという学生はほとんどいません。




希望欄にサンタクルーズという名前を書けば、スーパー優秀な学生が第一希望にバークレーを書いたとしてもサンタクルーズへ派遣されてしまうという迷信まで生まれています。


サンタクルーズに留学を希望する学生が少ないのでしょうね。





そんなかわいそうなサンタクルーズ校は、サンタクルーズというとてもとても小さい田舎町にあります。






はっきり言って不便です。






もうめちゃめちゃに言われてますが、サンタクルーズ君。






サーフィンだぜ



サーフィンの発祥地なんだぞっ、と言ったところで何も変わりませんね。

でも自慢できることもありますよ。





雄大な自然...





サンタクルーズの唯一自慢できる点といってもいいでしょう。

...鷲田君くらい雄大です。






Yudai Washida

自然があれば他に何もなくてもいいんです。海が近くてサーフィンができます。ダウンタウンの並木道を歩くと、小鳥のさえずりが聞こえてくる...木に登るリスが見える...道端にギターを奏でるおっさんがいる...最高じゃないですか。






サンタクルーズダウンタウン
このグループは若々しいですね
ダウンタウンの風景










                    












本当に何もないわけではありませんよ。映画館やGAP、レストランやバーもあります。遊園地もあります。ベニーランドとは比べ物にならないくらいおもしろいですよ。ベニーランドは別の意味ですさまじくおもしろいですがね。






ビーチと遊園地





ここでちょっと脇道にそれますが、宮城県民として皆さんに伝えなくてはならないと思うことがあるのでございます。ベニーランドのCMで流れる曲をご存知ですか?




でゅでゅんでゅでゅーん♪
でゅでゅでゅーん♪
僕が見た夢憧れた
ここがおとぎの国なんだ
わーい何でもあるんだね

ここからちょっと歌詞を替えるだけでもっとよくなります。

やんやんややーん八木山の
ぼっとん便所にでっかいうんち
はずーむよ~
はねーるよ~
こーろがるよ~ チャン♪

最強ですね。歌い手が明らかにおばさんなところ、桜もいいかげんにしろと言いたくなるくらい人入ってるところ、でゅんでゅーんなところ。なぜこれを採用したのかわかりません。アミューズメントパークの広告としては傑作でしょう。これは伝説になりますよ。


すみません。遊園地つながりでつい。







サンタクルーズ校に話を戻します。先ほど不便と言ったのは、キャンパスとダウンタウンがバスで30分ほど離れていて、週末くらいにしかダウンタウンに出れないということを言ったのです。


ダウンタウンに行かないと必要なものが買えません。バスもあまり本数がないので行くのも帰ってくるのも一苦労です。車を持つ友達を作るのも手ですが、僕のまわりには見当たりません。









僕は日常のほとんどをキャンパスの中で過ごしています。遊びといえば、誰かのアパートでのパーティーか、ロックバンドか、テニスかな~宿題が多くて遊んでられないのが事実です。








ILCの友達とテニス


バンドメンバー宅でビアポン







そうそう僕が住んでるのはInternational Living Center(ILC)というところで、世界各国から集まってきた留学生が現地の学生とともに住んでます。








ILC







サンタクルーズ校の特徴は、いくつかのカレッジが離れて存在しており、独自の文化が営まれているというものです。ILCはCollege Nine and Tenの中に含まれます。




たとえばCollege Eightには運動神経抜群のマッチョくんやチアリーダー系が多く、Porter and Kresge Collegeには音楽や芸術に得意分野を持つ者が多く、Crown and Merril Collegeにはゲイやレズが多いといったものです。そのほかにもたくさんありますがぼくは把握しきれていません。


ちなみにCollege Nine and Tenはインターナショナルな人(特にアジア人)が多いです。




それぞれのCollegeに寮とDining Hallがあって、授業以外はそこで生活することになります。特有のものを持つのも納得できると思います。








サンタクルーズ校はアジア人があまり多くないことで知られています。キャンパスを歩いているとやっぱり白人が一番多いですかね。本物の英語に触れることができますよ。









マスコットはBanana Slug(黄色いナメクジ)です。こんな物好きな学校、珍しいと思います。でも慣れてくるとこれがかわいいんですよ。






イカしたslug
マスコット
本物






ただこの学校にはアメフトのチームがないので、応援できないのが残念です。この間はバークレーを応援してきました。



雨が降る季節になるとそこらじゅうに出没します。ほかにはリスやアライグマ、シカもキャンパス内をうろうろしています。




















最後に、サンタクルーズといえばFirst Rain。Naked runともいいます。



サンタクルーズは10月後半あたりから2月くらいまで雨季なんです。普通だとほとんど毎日雨のようですね(ここ最近は快晴です。あれ?)。

それで、秋学期が始まって一番最初に一日中雨が降ると、その夜10時頃から皆が裸になってキャンパス内をはしる行事が催されるのです。これがNaked Runです。男女問わず本当に裸になって走る(らしい)んです。


ん?らしい?



というのは、去年は定められている条件に当てはまらなかったらしく(雨が降った時間帯がまばらだった)、まだ行われておりません。











勘違いした僕は、すでに全裸になって走ってしまいました。








状況を説明すると、ある日雨が大量に降ったのでその日の夜10時にイタリア人とタイ人の友達(全員留学生)とNaked Runのスタート地点に行きました。




しかし、なかなか皆集まってきません。その時の雨は降水の条件に満たなかったため、やらないというのを僕ら以外は皆知っていたのです。

時間が過ぎても誰も来ないので、







ちきしょー
ちきしょー
ちきしょー



と言って、僕らだけで走りました。




...変態です。



サンタクルーズの生徒も、さすがに何もないときは裸にはなりませんし、全裸の人を見つけたらうぇーーーとなります。


キャンパス内のバスに乗るときに運ちゃんに

What the hell.

と言われて僕らのNaked Runは終わりました。





だからまだ白人のでっかいOっπがたくさんゆさゆさゆれるところはカメラに収まっていません。いずれにせよフェイスブックにはアップしませんよ=3ドゥフドゥフ





おわりにー

これまでの留学生活で僕が発見した事は、どこの国の人も同じ人間なんだなということです。話す言語は違えども、毎日食事をし、車を運転し、、、傷つくときもあり、悩むときもあり、様々な性格の人がいる。アメリカ人だから皆おちゃらけてるかというとそうではありません。気難しい人も、おとなしい人も、おたくもいます。授業中発言することについて、恥ずかしいと言う学生もいます。

カルチャーショックというものは全く無く、むしろ親近感がわいてきました。そうです。僕らはみんな生きているんです!






今回はこのくらいにして...



内容がほとんどなくて、本当に申し訳ねぇ(^^)


デービスにいるマウンテンゴッドフカポンにバトンを渡したいと思います。



でゅでゅーん!


music centerからバイバイ。本当にど田舎です。



ちなみに僕のアドレスはtsato@slugmail.ucsc.eduです。質問ありましたらなんでも気軽にどうぞ。

2011年1月11日火曜日

Are you "Karen"? Canadian life @ University of Waterloo -written by 池畑かれん

はじめまして! そしてようこそCANADAへ!!
カナダオンタリオ州にあるウォータールー大学に交換留学中、
農学部生物生産科学科資源環境経済学系3年池畑(いけはた)かれんです。
4区担当させていただきますっ!


みんなが名前ネタゆってるので、それならと書かせていただくと。
まあみんな言うよね。「What is your Japanese name?」
こらこら。これは本名であってEnglish nameでも源氏名でもなんでもないんだと。
メールでアポとって直接会うと、non-English nativeだとは思われてなくて
最初マシンガントーク来るよね。
授業で先生が初めて出席とるとき「Karen? Where is Karen?...Are you Karen?」と。
「I'm Karen」だと、言いたいですね、私は。
まあ言ってますが。
そんなこんなでちょっと名前がアメリカンだからといって、留学において
思わぬ損をちょくちょくしてます。
へへ。


それでは
Wassy, Yohei, Yoichi と1区から3区まで
写真もぷりたつ(たっぷり)、内容さんもりだく(もりだくさん)という
軽快な走りをみて、やや焦りつつも自分のペースで走ることが一番だと信じて
自分らしく書いていこうと思います!!


とまあ内容に入る前に・・・
「俺はアメリカ以外には留学いかねえ」私寒いとこ行きたくないわ」と思っているアナタ!
すっとばさないでちゃんと見てね。University of Waterloo、いいとこですよv


それでわ!!!
カナダ発信第一弾といたしまして。。
今回はbasic informationをちょっとだけ。

★University of Waterlooについて。
略称はUWですが、よーいちのUniversity of Washingtonとかぶっており、ややこしいので
正式名称でいきましょう。


まずはwikiを読んでください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BC%E5%A4%A7%E5%AD%A6
(参照:wikipedia)

カナダの東海岸にあり、カナダの経済中心地トロントまで車で90分、政治的中心地までさらに4時間、ナイアガラの滝まで2時間(=つまりアメリカまで2時間)というなんとも恵まれた立地。
「都会に遊びに行ける、自然いっぱいの田舎」
そんな感じかな。
ちょうどいい。


さてさて学校の中はこーんな感じ↓

これは大学内で一番大きな図書館D.P.Library
日本の図書館との違いは
食べてよし
飲んでよし

しゃべってよし
静かに勉強したい人は
Silent Studyというところへ。 


ここは私のお気に入りの場所!!
リスやグースもいっぱいくる
日向ぼっこができる
すてきなとこです。
(そんなことできたのは
最初の1カ月ちょいですが)

ここは私の住む寮
CLV(=Columbia Lake Village)
学部生は4人で1つの家を
ハウスシェアするように
各個室+共同でキッチン・
リビング・ダイニング
シャワー/トイレがあります。


なぜColumbia LakeVillage
というかというとたぶん横に
Columbia Lakeがあるから。
今は冬なので
かちんこちんの
こちんこちんですが
秋は夕焼け
きれいだったなあ。しみじみ。



学校の向かいには
Waterloo Parkという公園が。
アルパカや馬、
チキンや羊などがいて
(ちゃんと網に囲われてるよー)
自然がいっぱい。






日本ではあんまり名の知れてない大学だけど、いいとこみたい。(漠然)

★私にとってのUW(やっぱめんどいから使おっと。)

私は今こっちではFaculty of Environment, International Developmentに一応所属しています。
日本語でいうと、「国際開発学」ってのになるんですが。

私はなんでUWに来たかというと・・・主な理由は2つ。
①農学部で学ぶ農業や農村の開発・発展以外に、世界視野からの地域開発や社会開発を学びたかったから。
日本で東北大学にいたら学べないであろう、興味あるけど他学部っぽいことを学びたかったんだよね。
要は「パンはなければケーキを食べればいいじゃない」「いろいろ学んでみたかったら留学すればいいじゃない」ってこと。

そして次の理由がでかし。
②英語の基準が激ゆるだから。
HP等にはTOEFLiTP600ないと来れないって書いてあるけど、
実は裏では暗黙の了解があって。
「UWは英語力足りない学生受け入れるから、東北大学も基準に満たない生徒受け入れてね」
みたいな。審査は簡単なんです。
(言ってよかったんかな。これOUTかSAFEかで言ったらOUTだな。)
まあ、つまりは悲しいけど、ここは第二希望だったんだよーう。
でも今はここにきて気づいたことがあるから、来てよかった!!と思ってます。
ちなみに地球に生まれてよかったとも思ってます。


そんなこんなでfall termは授業4つとりました、いちおー。
全部メジャー(英語とかじゃなく)で、交換留学生で4つは激キツでした。
成績は聞かないでください(ガチ)。

授業にもよるけど、
Lecture重視の授業はExamはもちろんAssignmentが重くて
決められた課題に沿って、ペーパー10枚とか書かされます。
もちろん英語で本読んだり、もちろん英語で自分で問い合わせてみたりして。
英語力がなくて、ついていけないことはしばしばでした。

Project重視の授業はこれまた大変で
英語でアポとりInterviewに出かけ、Group Meetingを繰り返し、論文をいっぱい読み
最後にこれまたPaper出すのですが、4年生向けの授業だったので、これまた一人10枚。
「他の授業があることわかってるの?」て感じの重さでした。

ちなみにこの授業、あまりの重さに英語全然できないアピールをし、他のメンバーに結構頼りました。(わら)
まあ強弱つけるのって大事ですよね。hahaha...

授業は三つくらいがちょうどいいかなーと思います。まあwinter termも懲りずに4つはがんばりますが。



★食事について



学校の横にレストランが20件くらい固まってるPlazaがあってよくそこに行きます。
コリアンとかチャイニーズがいっぱいあるから、みんなが思うように
アメリカン漬けにはなってません。
コリアン・チャイニーズ・メキシカン+偽物のすしをよく食べます。
家ではキッチンがあるので、自炊してます。


まあでも太ったよね。
洋平の筋肉留学ならぬ脂肪留学にならぬよう、冬はがんばります。



ちょっと短いですが、第一弾はこれまで。


次からは学習面や生活面(夜のことも♡)、自分の想い等を熱く伝えますよ!
写真をいっぱい見たい方は


Facebook で Karen Ikehata に
質問はFacebookでもメールでも受け付けます。


guevara_adr★yahoo.co.jp(★を@に)


苦情は・・・受け付けたくありません・・・てへ。


へば、またのお楽しみをー!


CU guys,


Karen

2011年1月8日土曜日

Yo! Hey! What's up! ~University of California, Irvine by Yohei Shimanuki~



こんにちは。暖かい地方へようこそ。バトンブログ花の二区を任せて頂きます、アメリカはカリフォルニア大学アーバイン校に交換留学中の文学部英文学専修3年、島貫洋平です。




University of California, Irvine


私の名前は英語にすると Yo! Hey! と聞こえるらしく、自己紹介の際にすごく喜ばれます。つかみに困ることがなく重宝していますが、中にはヘイヨー?ヨーヘー?どっちだっけとか言う人や、Hey You!!とか、ヘイホーだのヨーホーだの、仕舞いにはヤフーだのグーグルだの言いだす人もいて、呼ばれたい放題です。実際グーグルはちょっと盛りましたが、みなさんも好きなように呼んで下さって結構です。


それにしてもわっしー!イングランドいいね~。お洒落だね。クールなブリティッシュアクセントを身に付けて帰ってくるんだろうな。


そんなわっしーからバトンを受けて早一か月以上...。遅くなってしまい大変申し訳ありません。お詫びいたします。


ブログなんて書いたことがないので、どこまでためになる話ができるか自信はありませんが、花の二区で繰り上げスタートさせるわけにもいかないので、みなさん拙い文章にちょっとだけお付き合い願います。


さて、私の生活をざっと振り返ってみますと、正直日本にいるときより時間に余裕がありましたね。週3でジムに通い、”筋肉留学”と冷やかされながらも着実にバストアップを感じる日々。かたや渡米2度目にして2度台湾人学生に淡い恋心を抱き、イケメンフランス人に弟子入り志願。”眼の色変えて取り組め”と、緑のカラコン勧められ、やはり白人には敵わないと敢え無く退散.....とそんなこんなの秋学期....ってぶっちゃけ話もこの辺にそろそろ本題に移ります。すみません。




[アーバイン市、大学について]
さて、さっそくですが






.........「アーバインってどこだよ!???」






ていうみなさんの疑問にウィキペディアがお答えします。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%B3_(%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2%E5%B7%9E)
(アーバイン、ウィキペディア)


ついでにUCアーバインの紹介動画もYouTubeからどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=l8gX3YznTNE
(Why UC Irvine? Student Speak Out、youtube)


と、こんなところです。どうですか?いいところでしょ。


アーバイン市は「全米の安全な都市」ランキングで1位に輝いたことがあり、毎年上位に入っています。街自体新しくよく整備されていて、自然も豊かできれいです。安心して勉強に集中できる環境が整っていると言えます。


位置的にはロサンゼルスとサンディエゴの中間で、ロサンゼルスまで車で40分、サンディエゴまでは1時間ちょっとで行けます。お隣アナハイムにあるディズニーランドや大リーグエンゼルスのスタジアムまでは車で20分くらいです。ニューヨークだって電車でたったの66時間で着いちゃいます。(体験者談)





冬休み,LAから66時間電車に揺られNYCへ...
これの旅をきっかけにそれまで兄弟のように仲の良かったルームメイトとの関係が....



カリフォルニアといえばビーチですよね。UCI周辺にもニューポートビーチやラグナビーチといった割と名の知れたきれいなビーチがいくつかあります。ビーチでイベントが開かれることが多く、サーフィン体験だってできますし、大学でスキューバダイビングの授業もとることもできちゃうんです。




ビーチデー、初サーフィン
例のフランス人学生とともに






そんな町の中心にあるのがカリフォルニア大学アーバイン校(以降UCI)です。10校あるカリフォルニア大学の中で4番目に大きいキャンパスを持っています。キャンパスはよく円形のよく整備されたキャンパスで、中心に緑溢れる公園が位置しています。スクールカラーは青と金色、マスコットはアントイーター(アリクイ)です。そんなセンスのいい大学はおそらく世界でここだけでしょう。理由は謎です。世界7不思議の一つです。




キャンパスの人気者 Peter Anteater.
ちなみにUCI学生はAnteatersと総称されます。







またアジア系の学生が非常に多いことで有名で、学生の半数以上を占めています。日本人にとっても非常に馴染み易い半面、英語ネイティブという前提で周囲の人は話しかられます。言語的にも非常に多様で、ある調査では6、7割の学生が母語が英語以外であると答えているそうです。したがってキャンパス内では様々な言語が飛び交っていて、第二外国語を磨く環境としても優れていると思います。実際私も中国語を始めました。台湾人女性に近付きたいからという下心からでは決してありません。




UCI のキャンパスは常に4月の川内並に活気に溢れています
校内のスターバックスは全米3位の忙しさらしい...



学業以外の活動も盛んで、特にUCIのダンスは凄いらしいです。自分はダンスわからないので説明できませんが、とにかく凄いらしいです。スポーツでは野球やサッカー、バレーが全米でもトップクラスにランクされているほどで、ただで試合を見ることができます。寮区内にある私の通うジムはとても設備が整っていて、NBA選手のコービーブライアントがシーズンオフに来る程とか。もちろんタダです。ロッククライミングやプールも完備。その他、学生による演劇やコンサートなどもキャンパス内で楽しむことができます。




ヨーロッパ風な建物はありませんがキャンパスは凄くきれいです





[学習について]
UCIは9月末から新年度が始まり、10週間×3のクオーター制をとっています。授業時間は50分×週3(月・水・金)または80分×週2(火・木)が一般的です。基本的には1週間に同じ科目を複数回勉強するという点が東北大学との一番大きな違いかと思います。


よって授業1つにつき4単位くらいで、4授業16単位くらいを目安に時間割を組みました。東北大で4授業だったら毎日カラ館に行っちゃいますが、意外に暇ではありません(それにカラオケ高いです)。予習のリーディングはもちろん、定期テストやクイズ、エッセイなどが頻繁にかされ、日々こつこつした学習が求められます。その半面、1つ1つ課題をこなしていけば授業に遅れることなくついていけるようです。それにテスト前に一気に詰め込んであとバイバイ、っていうよりはずっといいと私は思います。


講義の形式は日本とだいたい同じですが、うわさ通り現地学生はバンバン発言します。教授も絶えず質問を投げかけ学生の授業への積極的参加を促す人が多い印象。授業によっては講義に伴ったディスカッションセッションがあり、現地学生と同じ土俵で発言するのは今だにきついっす...(涙)。ただ、その目的は講義の内容をざっと復習したり、宿題や講義で理解できなかった箇所を解説するためのようなので意外と役に立っています。


授業自体は東北大よりも選択肢がいっぱいありますし面白いトピックのものが多いです。私の知る限りですが、心理学や社会学、歴史学、犯罪学、哲学など分野で特に面白そうな授業が開かれています。理系はどうかわかりません。ちなみに英文学はUCIで最もきつい専門だとか...。





[日常生活について]
アーバインは安全過ぎて退屈だと言う人がよくいます。私も出発前によく耳にしました。しかし、実際暮らしてみるとそうでもありません。上でも述べたようにロサンゼルスやサンディエゴ、ディスニーランドなどの中間地点に位置しているだけに行こうと思えばどこへでも行けるいい環境です。ただ、車を持っている友達がいないときついです...。アッシーくんを見つけましょう。





近くのビーチ




また、学校内での催しものがたくさんあります。キャンパス内でのスポーツ観戦や映画、演劇やコンサートに加えて、色々なオーガニゼーション(サークル)により毎週イベントが開かれます。私が参加しているものとしてはInternational Club, Chinese Student Assosiation, Taiwanese Student Assossiation, Languase Exchange Programなどがありますが、ほとんどの活動が自由参加なので、とりあえずどれか面白そうなものに顔出してます。近くの寮のパーティーを嗅ぎつけて乱入することもしばしば。




Japanese Night
日本の他大学からの学生とのたまの交流も結構いい刺激になります


そして、何よりも充実しているのは寮生活です。私はオンキャンパスにあるArroyo Vista, International Villageというところに住んでいますが、ここには世界各国からの留学生と現地学生が半々くらいの割合で住んでいて、ここにいるだけでたくさんの友達ができました。余暇の時間は一緒に料理したりジムにいったり、母国語を教えあったりジムに行ったり、みんなで出かけたりパーティーをしたり、映画を見たりジムに行ったりと、寮の仲間と過ごす時間が一番多かったように思います。ルームメイトは陽気なアメリカ人で、日々異文化体験。彼はジムには行きません。でも英語の練習にも付き合ってもらっています。様々なバックグラウンドを持った学生との共同生活を通して日々色々学ぶのも留学の醍醐味ですね。





International Village の学生たち
誰が教えたのか寮内では片言の日本語スラングが飛び交っていることがしばしば

             


アーバインは退屈だという声があると言いましたが、結局は自分次第だと思います。これは留学全般にいえることかと。暮らし方次第ではすばらしい環境です。




[最後に]
なんか長々とUCIの紹介文をたらたら書き連ねた感じになってしまって不甲斐ないです。こういうブログはアクセス数延びないんだろうなぁ。あと、途中途中おフザケがちと過ぎたのではと危惧しております。はたまたもっとぶっちゃけて書いていいのか、上手いバランス感覚を今後の人に期待です。なお、質問・苦情などございましたら以下のアドレスまで直接連絡ください。丁重にお答えします。

up_to_you_0512@yahoo.co.jp


何はともあれ、少しでも興味を持って頂けたりこれからの留学の参考にして頂けたら幸いです。


さてさて、次はどこぞに飛ぶのやら??


シアトルかカナダあたりかと思いますが、もうちょっと文章の上手い人にお願いします。




とりあえず、ボクはまたジムにでも行ってきますわ。





ナイアガラの滝
滝もブログも落ちどころが見えません


最後まで読んで頂きどうもありがとうございました。