2011年4月14日木曜日

中国にきちゃいました Peking University、Ayumi Osada(長田 亜由美)

你好!!!

遅くなってごめんなさい!内モンゴルに旅行に行ったり、試験が四つもあったりで遅くなりました、すいません!
教育学部3年の長田亜由美です。北京大学に留学中です。

みなさん、ご存知の通り、中国は”偉大なる”中国共産党政権のもと、フェイスブックは本来使えない(YouTube とTwitterも)わけですが、世の中色々抜け道はあるようで、最近使えるようになりました。(でも民主化運動とかあると一時的に使えなくなるそうですよ~)

ま、そういう国なんです!中国への留学はかなり多くの特徴を持っていると思います。はっきり言って、合わない人は一週間もいられません。私は中国大好きですけどね^^ 
学部生の中国への留学は珍しいと思うので、
「中国での生活なんて想像不可!」
「中国なんてアウト・オブ・ガンチュー です、自分。」
なんて方、特に読んでいただけると嬉しいです。
あ、ちなみにブログというものを書いたことがないのでちょっと緊張してます。読みづらかったらごめんなさい~ では中国留学の現状をご覧下され

① え・・・なんで中国にしたの???

本当はアメリカ志望でしたよ(笑 
でも点数足りなかったり、色々あったりしてもう一度考え直す必要がでてきたんですよね。で、じっくり考えた結果、
1).もともと”中国”という国に興味があった。どの分野にってわけではなくて、かなり漠然とだけど、     中国をこの目でみたい、という気持ちが強かった。
2). 2年生での留学だったため、私の学部の場合、専門知識が殆どない、つまり留学は研究や学問目的ではないし、一年しかないなら留学生活をとことん楽しみたい!と思い、上記の”漠然とした気持ち”に従った。
3).中国語も少しはできるようになって、かつ、中国社会を経験できたら、将来役立つときがきっとくると思った。
4)第二外国語がたまたま中国語だった。(でもまさか自分が中国に行くなんて思ってなかったため授業は一年からずっと適当でした。そんなわけで中国語はリアルに自己紹介も危うい程度しか留学前はできませんでした 笑)

② 北京大学

北京大学 正門

私の授業がある校舎です
キャンパスは”チャイナ!”ってカンジです。欧米のキャンパスとは全然違います。敷地は広いんですけど、キャンパス全体が古いので、道も細くてゴチャゴチャしている上に、人間が多すぎて(チャイナですから)、お昼の時間は移動がつかれます。ちなみに、関係者以外の来校は入場料とられます。一応、観光地らしいんで。
冬は学内の未名湖でスケートができます。一時間4元です。(冬は死ぬほど寒いです。これは予想以上でした)


天然スケート
授業は、主に対外汉语という中国語専門コースと、北京大学の中国人学部生と同じ授業を取るコースがあります。HSK6級以上を持っているか、留学後の中国語試験に合格すれば学部生の授業をとることができますが、基本的には留学生は中国語を学ぶという選択肢しかありません。中国語学科からの交換留学生や華人の人は学部生になってますが、私はもちろん無理でした(笑)そもそもあまり北京大学のことを知らずに留学を決めたのですが、当時、英語の授業もあったらいいなと思っていたら、皆無でびっくりしました。短期ではない、本科生(四年)としての留学生も多いのですが、彼らは中国語がペラペラで、そんな彼らをみてると英語の授業なんてあるわけないと思いしりました。。留学生同士のコミュニケーションも中国語というのも最初とても驚きました。当たり前といえば当たり前なんですけどね(笑)本当に何もしゃべれないで行ったので、最初はちょっと寂しい思いも結構しましたね~。
あ、あと、北京大には北朝鮮の方がちらほらいます。北朝鮮出身、ってきくと欧米+日本人はすごい驚きます^^;中国に来てる人はみんな北朝鮮国内のエリート、つまり政府関係者やそのご子息だそうです。私のクラスにもいますよ。話すと結構面白い方です。
中国の大学は総じて部活や課外活動は活発ではありません。よってそのような施設もないです。北京大学の学生はアジア一の規模を誇る図書館でお勉強デス~~~

北京大学図書館 アジア最大らしいです。迫力ありますね


③ 食事について

大好き☆学食

本場の中華料理を食べられます!正直、私は留学前は中華料理が嫌いでしたが、中国にきて中華料理に目覚め、日々、おいしくいただいてます。中華料理と一言でいっても、地方によって全く別の国の料理かと思うぐらい味も作り方も違います。よって、毎日中華料理食べてても個人的にはあきません。

学食
 別に中華料理以外だってあるでしょ? と思われた方、

いいえ、ちがいます
中国の方(一部の富裕層を除く)は中華料理以外は殆ど食べないようです。中華以外はマズくて高いと。よって、中華料理以外のお店、例えばイタリアンとかフレンチとか、中国全体ではほとんどないです。ただ、北京の中心地(外資系エリア)やバーの周辺(中国人の大学生はほとんどバーに行かないため、バーに行く人≒外国人になり、そのようなところは彼らをターゲットにした中華以外のレストランが集まっている)にはありますが、中華よりもちろん高い。キャンパス内は数多くの食堂がありますが、

全て中華!  

 ちなみに中華がお口に合わない留学生は自炊または世界的チェーン店でなんとかやってるみたいです。私もたまに吉野家行きます。こっちでは吉野家の勢力がすごくてびっくりしました。中国きて初めて吉野家入ったけど、案外さっぱりしてて美味しいです。
学食
欧米(特にアメリカ)に留学している方はマズくて高い食事に悩まされているようですが、中国はこの点ではバンザイってかんじです。
        
以下は色々な値段の目安↓
注:1元≒12円 くらい
朝食:4元
昼食:8元(学内) 男性も同じくらいです
水 600ml : 1元
アイス : 1元~4元
夕食 :8元(学内) 、 20~50元(学外 友達と円卓で豪華な中華料理を食べて割り勘した場合)
マックのセット:25元
コーヒー一杯:25元(これは他の国と変わらない)
中華料理大好きな方は本当に嬉しいかぎりです。とても美味しいんです!日本の中華料理は中華料理じゃないです、ほんと。でも実はその美味しさの裏にはあんまり知りたくない事実もたくさん隠れてます。
④ 中国は汚いの??
まず、衛生面ではかなりヤバいです。日本では考えられません。例えば、料理に使う油なんかも下手すると工場の廃油を使ってるところもあるそうです(!!)。お皿も洗わず、そのまんま。屋台はもちろん、一見普通のレストランもこんなかんじらしいです。

また、腐った肉を新鮮な味に蘇らせる化学薬品や大量の味の素、そして着色料を使ったり、表示されてないものが入ってたり、、、ま、挙げるときりないです。富裕層の方は自分の子供に中国産の粉ミルクではなく日本から取り寄せたものを与えてるとか・・・
中華料理は肉料理が多いんですけど、骨付きのものも多く、そういったものは口にいれて骨をプッとテーブルに直接みなさん出すので、基本的にテーブルの上はそういうものだらけなことも多々あります。
また、中国にきてかなりびっくりしたんですが、皆、女性も子供もタンを吐くんです。だから路上はタンだらけ・・・ 本当です、この習慣は今だに慣れてません。。。喉を通る音がしたら今だに逃げます
さらに驚くのはトイレですね、やっぱり(笑)これをマスターできないと中国での生活は本当にキツイと思います。基本的にはニーハオトイレです。慣れると結構開放感あっていいもんですよ。もう何も思わなくなりました(笑)あ、ホテルや大学、外国人向けの所は別です。先日、農村のトイレに入ったのですが、言葉では言い表せません。北京は一応首都なので比較的マシですが、この件については日々「!!!!!」です。このネタに関してはリアルな写真を載せるのはあれなので、とりあえずニーハオトイレを紹介しますww
ザ☆ニーハオトイレ:普通は仕切りないです

中心エリア以外は結構ゴミだらけです。普通にゴミ捨てます。あと、空気は最悪で、いつもスモッグがかかってます。私は北京にきて3ヶ月間、咳が止まらずとても苦しい思いをしました。
結論を言うと、
キャンパスの至る所がこんなカンジ
育ちがいい方、潔癖症の方、喘息持ちの方 には中国はちょっと厳しいかもしれません。








⑤ 週末の過ごし方と旅行について
大学の課外活動が活発でないので、週末は必ずといっていいほどおでかけに行きます。みなさんご存知の通り、中国はとても歴史のある国なので、本当に観る物が尽きません。

北京大学での留学生活は、実際、他の国に行かれた方に比べるとかなり余裕があると思います。留学生はかなり頻繁に中国国内やアジア圏を旅行してます。とにかく安いし、アジアって本当に面白い!
⑥ 旅行☆彡

中国と一言でいっても東西南北、それぞれ気候や生活スタイルや習慣、考え方がまっっっったく違います。まるで別な国です。ヨーロッパの方はEU内をぐるぐるしてるみたいですが、中国だって好きな人にはたまりませんよ~

中国のチン(農村と都市の中間の街)

内モンゴル
ゲルに泊まった^^



香港
中国にあらずってかんじ
金持ちがわんさかいます

重慶~三峡旅行
車内二泊三日
長江で船中泊三泊
帰り電車一泊
ちなみに長江はかなり大きいけど
川の色は濃い茶色です・・・
   


天安門


   




                  
⑦中国にきてよかったと思うところ

・中国人と友達になると中国の(裏)社会の仕組みを知ることができる(日本では想像不可でした)
中国は金と権威、人脈と親の社会的地位が恐ろしく重要だということを日々痛感してます。。。
・世界には日本にはいない、いわゆる”お金持ち”がいることを痛感(?)
・中国の現状を把握できる
・中国語が少しできるようになる
・日本が全く違う角度から見える
・ 強く生きるようになった

中国にくると強く生きられるようになりますよ☆彡ぜひ機会があったら来て下さい~

ほんと読みづらいブログですいませんでした^^;
ここまで読んでくれた方、谢谢!

何かありましたらぜひ、


まで☆彡
あと、 これからはフェイスブックもちゃんとやろうと思うのでそっちもよろしくお願いします。

次は留学生活を活動的に過ごしてる、あの人にお願いします^^

UCDの横山真央さんでーす(^^)ノシ



2011年3月31日木曜日

National University of Singapore Mari Ogata

こんにちは。シンガポール国立大学留学中の文学部3年尾形真梨です。


はじめに地震・津波によって亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地のいち早い復興を心よりお祈りしています。


日本研究科のみなさんが始動してくださった募金活動を微力ながらお手伝いさせていただきました。
日本研究科の皆さん、募金に協力してくださった皆さんに心から感謝です。


NUSの皆さんの気持ちが被災地の方々に届きますように。






<なぜ>

なんでシンガポールなの?出発前に日本でも、到着してからシンガポールでも何度もされた質問です。

うーん。まず第一に英語圏での留学がしたかったということ(シンガポールの公用語は英語です!)


その中で国際交流センターでいろいろとパンフレットを見ていたところNational University of
Singapore(NUS)が選択肢にあることを知り、こんなところにこんな大学が!と思い興味を持ったきっかけです。

アジアの国々の独特のパワーが好きだったので調べていくうちにシンガポール・NUSの魅力にはまってしまい最終的にシンガポール国立大学へ行くことを決めました。単純!




<シンガポールとは?>

シンガポールに来る前にシンガポールについて持っていたイメージは、常夏・マーライオン・中華系。これくらいでした。

しかし実際に来てみるとシンガポールはおもしろいです。
                      





   











1、他民族国家

国民の70%は中華系でマレー系15%インド系8%と様々な民族が混在している国です。

また、以前シンガポーリアンに「シンガポールの人口の3分の1は外国人なんだ!」と言われたことがあります。

実際にバスに乗っていると本当に様々な言語が聞こえてきます。シンガポールは外国人に対してとてもオープンな国です。


      
私のシンガポールの一番好きなところは食べ物がすごーくおいしくて、お手ごろ価格なところです。

食文化にも他民族性が反映されていて中華料理・マレー料理・インド料理・シンガポール料理といった、ありとあらゆる料理をどこへ行っても食べることができます。        
                                                                         
インド料理 プラタ 
       
        マレー料理サテー  
                   
3シンガポーリアン

シンガポーリアンは陽気で親切です。

また、うれしことに日本に興味を持ってくれているシンガポーリアンもたくさんいます。

キャンパスを歩いていても「みんなの日本語」を片手に日本語の勉強をしているいるシンガポーリアンをよく見かけます。

日本の漫画やアニメが好きな人も多く、「私はあまり漫画に詳しくない。」というとがっかりされることもしばしばです。

和食も大人気でありとあらゆるところに回転寿司があります。マンゴー海苔巻きには衝撃を受けました。




 4、言語
先ほども書いたように、シンガポールの公用語は英語です。

しかし、それぞれの民族の言語が母語と呼ばれ、中華系は中国語、マレー系はマレー語、インド系はタミル語を小学校から学ぶためシンガポーリアンは基本的にバイリンガルです。

それゆえ、シンガポールの英語には中国語・マレー語などの要素も加わって"Singlish"と呼ばれる、独特の英語がローカルの人々の間で話されています。

たとえば、中国語の影響で語尾に"了"(ラ)をつけて、"OK lah" "Never mind lah"となります。

またマレー語のstudy→magin、eat→makanもよく使われています。


始めのうちは、聞きなれない発音に”ん???”となることもありましたが、慣れれば大丈夫です。

聞きなれるとなんとなく愛着がわいてきます。

<学校>

NUSはアジアの中でも有名な大学の1つであるらしく、アジアを中心にあらゆる国から正規留学生、交換留学生が来ています。


授業はレクチャーとチュートリアルで構成されていてます。基本的には週に1度2時間のレクチャーと2週間に1度2時間のチュートリアルがあります。
また、課題としてグループワークやプレゼンテーションがほとんどの授業にあります。


シンガポールでは大学の成績が直接就職に関係するため、NUSの生徒達はとても勉強熱心です。授業にもよりますが、チュートリアルでの発言っぷりもすごいです。




語学の授業も充実しています。特に中国語は留学生の間ではとても人気があり、残念ながら私は前期しか取ることができませんでした。残念。                

左は食堂

キャンパス内も常夏仕様
         
              
中国語のプロジェクトメンバー 
@学生寮PGP
<寮>

NUSの交換留学生は主に外国人向けのPGPと呼ばれる寮か、いくつかあるhallと呼ばれる主にフルタイム生向けの寮に住みます。ほとんどの部屋はまさかのエアコンなしですが、天井に大きなファンがついています。

私は後者に住んでいるのですが、たくさんのアクティビティがあり、なぜ??とつっこみたくなるようなことも多々あります。

シンガポール到着翌日からオリエンテーションウィークだったために、謎のトロピカルフルーツで野球、泡泡なブルーシートにダイブ、謎の目隠しお見合いなどなどに参加させてもらい人生初のカルチャーショックでした。

参加するのに躊躇していると「Go!Mari!」と言われ、シンガポーリアンの陽気さにもびっくりでした。

楽しかったです。


                           寮のバドミントンチーム、せっかちなおじさんに電気を消されてぼんやり。

<旅行>
シンガポールは小さいですが、東南アジア各地に旅行するのにはとても便利なロケーションです。


NUSでは、12月いっぱいの休みと、前期・後期の中間(9月と2月の下旬)に1週間の中間休みがあります。留学生の多くはこの期間に旅行に行きます。


シンガポールではいくつかの格安航空会社が就航しているので、早めに予約を取ると安く航空券を買うことができます。


 


<最後に>
小心者の私ですが来て良かったと思うことは本当にたくさんあります。
こちらに来る前は、言葉・食べ物・暑さなど不安なことはたくさんありました。でも実際に来てみると何事も慣れが肝心!と思うようになりました

もしNUSに興味があるという方がいらっしゃれば、気軽に声をかけてください。
                  メール→mari11128@yahoo.co.jp


投稿が遅くなった上に、かなり雑な内容になってしまって申し訳ないです。

次は北上して北京大学の長田亜由美さんお願いします。涼しそうでうらやましい!!

2011年3月9日水曜日

Hej hej! University of Uppsala Sweden, Nozomi Shinohara

はじめまして。文学部3年篠原希です。現在スウェーデン・ウプサラ大学に交換留学中です。
本来こういった場に出るような人間ではございませんので、はじめましての方が多いと思います。
執筆がおくれてすみません・・・実はコースブレイクにイタリアに1週間ほど旅行にいったり、こっちにきて初めて体調を崩して39度オーバーの熱を出したりしていました。
しょーたからこのバトンが回ってきたときは、げっどうしよ・・・思いましたが、頑張ります。


<why I came here>
これはよく聞かれる質問ですが、私にとって留学にもスウェーデンにもきっかけは大した意味はなかったのです。
もともと公務員志望だったし、大学2年の秋までは某運動部でマネージャーとしてそれこそ朝から晩まで練習・長期休みなしという高校生のようなハードな生活を送っていました。
おまけにほとんどの日本人女性と違い、私は白人男性に全く興味がない!!!


ただ東北大でぼーっとしているだけでは物足りず、せっかくの大学生活外に出てみたかったのです。
私はこんなゆるゆるの人間ですし、アメリカは怖い・危険・行きたいくないと思い、カナダやオーストラリアといった英語のネイティブ国も考えましたがなんだかピンとこない、そしてなにかのご縁でスウェーデンに決まりました。これはほとんどフィーリング。でも不思議なことにフィーリングとはあたるもので、今ではスウェーデン大好き!!!!スウェーデン人大好き!!!第二のhome countryとして愛着も誇りも持てるすてきなところなのです(*^^*)


<Sweden>
スウェーデンというと、なんだかはるかかんが笑なたの異国というイメージですが、実際は日本にかなり近い部分もたくさんあります。特に国民性。
スウェーデン人はシャイ。ぺらぺら自分から話しかけてきたりはしないし、仲良くない限り挨拶だけ、とかもざらです。お酒飲んでクラブに行って、この子気があう!おもしろい!と気づいたところからうちとけた関係になれる、といったかんじです。私はスウェーデン人大好き★
左:昨年とんぺーに留学していたMalin 右:今年とんぺーに留学予定のAnna




治安はほかのヨーロッパ諸国に比べてもかなりいいです。 特に私のいるウプサラは大学街であり、危険という響きの存在しないところです。


ただし寒い。-20度とかに平気でなります。12月は午後3時には夜が来ました。まだ雪が残っています。この留学生活の半分は冬と言っても過言ではありません。スウェーデン留学を考えている人はあしからず。


「7歳から70歳までのスウェーデン人は英語が話せる」といわれるほどに、ほとんどの国民が英語を話します。しかも上手!聞き取りやすい!きれい!アメリカ人や他のヨーロッパ人からしても、スウェーデン人の英語はかなりハイレベルのようです。理由はアメリカのテレビ番組をスウェーデン語字幕で放送していて、小さいころからそれに慣れ親しんでいるからだそう。スウェーデン語もう必要ないやんけ!?と思ってしまいます。
ちなみにスウェーデン語は難しい。母音が多い。発音複雑。でもなんかかわいいのです。私のスウェーデン語レベルは英検4級も満たしませんが。
ダウンタウン
大聖堂
<where I live>
ウプサラは学生街なだけあって、学生寮がいくつもあります。私もその1つに住んでいます。
まず最初に玄関があり、それぞれ個室のドアが並んでいて、私のところはコリドーメイト5人でコモンスペース・キッチン・シャワーを共有しています。ほとんど東北大のユニバと同じです。
寮によってはシャワーが個室についていたり、トイレも共用だったり、11人でコモンしているところもあります。
なんとこのコリドーに同じとんぺーからの留学生のみかちゃん(理学部・地球2年)が住んでいます。ここは日本か。でも仲良くやっています。
コリドーメイトのインド人のおっちゃん(教授)と3人でスーパーいったりご飯食べたりほのぼのです。




<study>
ウプサラ大学は北欧最古の大学。世界中から交換留学生が集まります。ヨーロッパ人にしてみれば留学はそんなにたいしたことじゃないのかーと思うほどにたくさんの学生がいます。
日本人は今年は交換留学生が12人位です。やっぱり少ないですね。


 授業の形式は日本とは全く違います。基本的には1ヶ月に1つの授業を集中的にとり、授業の最後にテスト・レポートなどがあります。それが2ヶ月の場合や、4ヶ月(1セメスター)継続して同じ授業をとる、ということもあります。授業はプレゼンテーションやフィールドワーク・セミナーも多いです。
授業は週に2・3回ほどで、その分リーディングやセミナーの準備が多く、自学自習スタイルです。なまけものの私にはうっという感じ。
理系のみかちゃんは来週からフィールドトリップでイングランドに化石調査に2週間行くそうです。授業で外国まで行ってしまうとかすごいです。


私はいま教育学の授業をとっていて、日本には親しみのない移民や宗教教育やバイリンガリズムについて学んでいます。北欧の福祉制度にはやはり感心させられることが多いです。
学校訪問にも行きました。子供たちもみんなバイリンガルです。そして第三外国語まで学んでいます。授業料・給食費はただです。
学校訪問の様子
<something fun>
ウプサラにはネーションという団体が10ほどありまして、イメージとしては大きいサークル。
それぞれが建物をもっていて、レストランやカフェを経営したりクラブやパーティーを開いたりしています。
ヨーロッパの若者が遊んでるイメージがまさにネーションです。私もたまに友達と行きます。楽しい。ニューイヤーはスウェーデン人の友達とネーションのパーティーに行き、クラブで朝3時まで遊びましたw


寮のコリドーでパーティすることもしばしば。
大人数のパーティーではみんなでお酒を持ち寄って、わいわい会話を楽しんだり。
顔見知りだけでご飯を作って食べたり。
シンガポーリアン・コリアン・ジャパニーズでアジアンフードパーティー



スウェーデン人のお友達主催のザリガニパーティーにて ご満悦のみかさん




スウェーデン・カルチャーで忘れてはならないフィカというお茶の文化。
街中にカフェがあり、老若男女みんながわいわいお茶をしています。
ケーキの食べすぎ注意。

最後にやはりヨーロッパ旅行。
日本では信じられない感覚で旅行に出かけることができます。外国がちょっとそこまでというかんじ
です。今月はロンドンに行ってきます。
しょーたはスペインがお気に入りのようですが、私はまだ未体験です。
私のお気に入りはべたですが、やはりイタリア。美食センスが微塵も感じられないスウェーデンとは対照的に食べ物さいこう!そしてやはり南はいいですね。あったかくて。


ベルリン
ローマ


<conclusion>
最後にまたもや言いますが、私はひっじょーにのんきでゆるい人間です。
こんなんが東北大の代表として留学など、お怒りになる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
が、やはり人それぞれといいますか、自分がやりたいこと・自分の目標を達成できればいいと思うのです。だからせっかくチャンスが与えられているなら、ちょっとでも留学に興味を持っている人はあまり深く考えすぎずに飛び込んでみるといいと思います。
やはりとんぺーにいるだけではできないこと・得られないことがたくさんあります。私はここにいる東京の大学生にすらカルチャーショックです!


スウェーデン留学についてもっと知りたい!とか、なにか質問などありましたら気軽にこちらまで連絡をください!(nono-119@hotmail.co.jp)


それでは次はシンガポール大学に留学中の尾形真梨さんにお願いします(^▽^)/初のアジア圏に突入!笑

2011年2月14日月曜日

Exchange Program, University of California San Diego, Tomoya Kusakari (草刈 智也)


カリフォルニア大学サンディエゴ校、通称UCSDに留学している草刈智也です。東北大学では工学部情報知能システム総合学科に所属していました。UCSDではElectrical and Computer Science Engineering (ECE)に所属しています。
真面目な記事を書いて他の留学生との差別化をはかります笑



1.授業
UCSDはほとんどのUCと同様にクオーター制、(1年に3学期ある)に沿っており、この記事を書いている時はちょうど2学期の中間試験期間中です。留学のちょうど半分と言ったところでしょうか。現在履修している授業はECEの授業を3つ、文系の授業を1つです。
自分は東北大に入学する前に1年オフ、世間一般で言う浪人をしているので、留学するに当たって絶対留年したくないと心に誓って遥々アメリカにやってきました。
ゆえにUCSDで履修登録した授業も東北大の授業となるべき単位交換できる授業を選びました。しかし、授業が始まって最初の1週間で自分がやったことは大きな間違いだと気づきました。











授業が難しすぎる。







それもそのはず。自分は単位交換する授業を多くしたいがあまり、本来なら3年生後半に履修するような授業を2つ2年生後半で受けようとしていたわけですから笑



東北大に在学中にBとCのオンパレード(実際2年前期はBとCしか取っていない)の自分には荷が重すぎました。
そういうわけで2週間目に突入した時に授業変更を行おうとしたが、どの授業に変更していいか分からない上にどれも満杯。
本当に受ける授業が決まるまでに苦痛でした。

これから留学する学生は留年したくないがあまり、無謀な履修計画を建てないでくださいwアメリカの地に慣れていない状況ではなるべくドタバタしない方が良いと思います。

結局、留学前から履修登録してた授業は1つ、2つは途中から受講することになりました。この途中から受講した2つが問題。2週間目の途中から受講したため3つ位授業を逃したことになり、追いつくのに非常に苦労しました、というより結局追いつきませんでしたw

アメリカに来て思ったのは授業の予習というのは不可能で、問題はどれだけ授業から遅れているかということ。



2.ジム
自分が勉強意外に定期的にやっていることはジムに通うこと。UCSDにあるRimacというジムは設備がどんな日本のジムよりも充実しているという位で筋トレ好きにはとても魅力的です。「筋トレはしたくはないが、マッチョが好き!!」て思っている女の子もぜひ行くべき場所だと思います。ボディビルダー体型から軍人体型、痩せマッチョまで各種揃っております。自分もマッチョマンを見るのは好きです。



自分は週4回ペースで行くようにしています。かれこれ4ヶ月くらい通っていますが未だにジムに行くとジムで一番筋肉がない男が自分だと思います。あと5ヶ月頑張ります。
アメリカに来て筋トレ用のグローブ、タンクトップ、筋トレ前のpre-exercise supplement,筋トレ後のWhey Proteinを購入するぐらい筋トレにハマってしまいました。

UCSDは海が徒歩圏内にあるためサーフィンをする学生がたくさんいますが、あえてジムを選びましょう。ジム最高!!



3.娯楽
さて自分はアメリカに来ていかにも勉強と筋トレしかしていないように長々と書いてしまいましたが、実際に勉強と筋トレしかしていませんw(にも関わらず成績でAが一つもありません。)
ゆえに娯楽と言っても書くことがありません。ごめんなさい



4.食事
大学にある食堂は基本的にまずくて高い。しかしながら寮の費用に含まれているミールポイントを使わないともったいないため結局食べる。1学期が終わる頃にはもはや食を楽しむという概念はなく、ただ栄養のため、腹を満たすために食べるという風になってしまう。

アメリカに留学すると太ると言われ、実際食事も脂っぽいものが多いのでサラダばっかり食べてたら逆に留学前より(不健康に)痩せてしまった。アメリカ留学で太らないためには普通に食事を取り、ジムに行くのが一番良いように思う。



5.志望動機
自分がカリフォルニア大学の留学を希望した当初の理由はカリフォルニア大学バークレー校、ロスアンゼルス校は電気通信の分野で世界的にも有名で、自分と同じ分野を専攻している世界的著名な大学に通っている学生と交流をしたかったから。現実にはバークレーにもロスアンゼルスにも行けませんでしたが、様々な理由でサンディエゴ校に留学して良かったと思いました。



6.ihouse
UCSDにはInternational House(i-house)という50%は現地生、50%は留学生が住んでいるという寮があり、自分も現在そこに住んでいる。UCSDを留学先として選ぶメリットの一つとしてihouseがあるからと上げる人もいるくらいなのでちょっと紹介します。
ihouseはカリフォルニア大が契約を結んでいる様々の国の学生が集まっており、ここでしか会えないような人がたくさん集まっています。自分が出会った人の中ではエジプト、バルト三国、ルーマニア出身の人がいます。東北大にも留学生がいますが、こんな東ヨーロッパから東北大に留学する生徒は多く無いはずです。


写真ですが、「私の人生、個人プレーというスタンスを取っているため自分の写真がないため、完全風景写真です!悲しくなんかないです!w」また個人の写真が見つかったらこの記事を編集したいと思います笑
次はヨーロッパに留学しリア充な松浦さん宜しく願いします。
日曜日なのに人がまばらなUCSD

逆ピラミッドの形をした図書館


大麻合法化賛成シール

ihouse、部屋の窓から

部屋の窓から見える夕焼け